牛のゲップ・・・

訳あってこの話題を・・・

牛が吐くゲップの中のメタンガスが、地球温暖化を加速しているという。冗談のようなこの話、どこまで深刻なのだろうか。 国立環境研の相沢智之さんは「京都議定書では、乳牛1頭は年に116.4キロのメタンを出し、1歳未満の和牛は65キロなどと精密に計算している」という。反芻動物は4つの胃を持ち、第1胃で草を発酵・分解している。このときにメタンができる。牛の出す量は1日に約500リットルにもなる。ゲップしなければ死んでしまう。 それでも、日本の温室効果ガス全体の中でゲップは0.5%に過ぎないが、ニュージーランドとなると話が違う。人口約400万人に牛950万頭。さらに同じ反芻動物の羊が4千万頭弱。 03年を見ると、温室効果ガス全体の31%がゲップからのメタンだ。 CO2の45%に迫る。 まずいのは、メタンは同じ量のCO2の21倍もの温暖化効果をもつこと。ゲップを減らす発酵飼料の研究が真剣に進められている。

ニュージーランド頑張れw